介護施設や自宅で生活している高齢者を施設入所させたりデイサービスを利用してもらうときにお世話になるのがケアマネージャーさん(通称ケアマネ)さんです。

地域で働いているケアマネのリストは役所に行けば手に入れることができますが、その中から1人のケアマネを選ぶのは困難です。

ここでは信頼できるケアマネを選ぶポイントをいくつかご紹介しますので、参考にしてください。

信頼できるケアマネの選び方

  • 1.相性やマッチング(人柄)
  • 2.これまでの経歴や資格(実績)
  • 3.所属先(単独かグループか)

1.相性やマッチング(人柄)

親身になってくれる

これは人柄によるところが大きいのですが重要なことです。

まず、ケアマネさんは介護福祉科の人たちと連携して事を進めていくのはもちろんですが、家族との連携を取らなければなりません。

そのため、本当に家族のために親身になって色々なことを面倒がらずに教えてくれるケアマネさんが良いケアマネさんです。

我が家でも祖母の介護認定をするときなどにはケアマネさんが一から十まで親身になって相談に乗ってくれましたし、介護のことが全然わからなかった我が家にとって、救いの神様になってくれました。

施設同行を親身に行ってくれる

これも大きかったです。

ケアマネさんを同伴せず、家族だけで祖母が通うデイサービスを訪れたことも多々ありましたが、同行して下さるときは非常に親切で親身で、ケアマネさんの車で一緒に施設まで連れて行ってくれたりもしました。

そして自宅から通いやすい施設の入所状態や祖母の現状から見てふさわしいサービスを行っているかどうかということについても考慮してくれたので、家族全員、本当に助かりました。

コミュニケーション力が高い

家族としても、話をするときに仕事っぽくやっているのか、本当に一人の人間を介護という世界に踏み入れることを考えて話してくれているのかを見ました。

忙しいのは百も承知でしたが、それを考えてもきちんと対応してくれているか、その場かぎりの対応をしていないかなどを見させていただきました。

我が家の担当ケアマネさんは本当に家族の負担のことを考えてくれたり、私が長男だったので男手の必要性を説いてくれたり、「もしこの先、おばあちゃんを介護していくならヘルパーの資格があったほうが良い」など、具体的なアドバイスも行ってくれまして、私もその後にヘルパー2級の資格を取るきっかけになりました。

2.これまでの経歴や資格(実績)

公的資格であるケアマネジャー(介護支援専門員)の資格は取得しているのは当然ですが、介護相談業務のスペシャリストである社会福祉士の資格を持っているソーシャルワーカー、介護現場のスペシャリストである介護福祉士などの介護系の国家資格を持っているケアマネの方が、様々な角度からアドバイスをしてくれるのでお勧めです。

介護系の資格以外にも看護師や保健師などの医療資格を持っているケアマネも頼もしいです。

新人だからといって頼りにならないとは限らない

新人のケアマネは出来るだけ避けたいと思われている利用者も多いと思いますが、そもそもケアマネになるには5年~10年の介護に関わる実務経験が必要になるので、介護の実務経験は豊富です。

またケアマネ試験は厳しい受験資格がある中で、合格率は毎年15~20%程と大変難しい資格になるので、ケアマネの資格を持っているだけで、施設で働く介護職員に比べて圧倒的な知識を持っているので新人さんでも心配ありません。

個人的には逆に新人ケアマネの方が、一生懸命親身になって話を聞いてくれる傾向にあるのでお勧めだったりします。

どんな仕事でもそうですが、慣れれば慣れるほど雑になっていきますからね・・・

3.所属先(グループか単独)

ケアマネは大きく分けると「介護施設などのクループの一員として所属しているケアマネ」と「単独で所属しているケアマネ」のどちらかになります。

グループに所属しているケアマネであれば地域の情報が共有されており、より適したサービスを提案してもらえる傾向になりのでその点ではメリットと言えますが、会社によっては予めマニュアルで決められたサービスしか提供してもらえない可能性があるので注意が必要です。

一方、単独のケアマネであれば、そういったしがらみが無いのでより親身になって相談に乗ってくれる可能性が高いです。ただ情報を共有できてない可能性があるので、地域の介護サービスについて詳しく知らないケアマネも多いです。

まとめ

このように、良いケアマネさんというのは、コミュニケーションがしっかり取れているかどうかにかかっていると思います。

実体験をもとにお話するならば、威圧感がなく、おざなり感がなく、その家の介護に対する認識を把握した上で適切なサービスを提供するのが本当に良いケアマネさんの条件だと思いましたので、押し付けではなく、他人の立場に立った会話やコミュニケーションを取ってくれる方を探しましょう。