介護される親と離れて暮らしている場合、遠距離介護を余儀なくされます。
本当は介護される親と一緒に住むなり、近所に引越しして住むのが理想的ですが、職場から遠くなるとか子供を転校させなければいけないなどの理由で、そう簡単に引越しすることはできませんよね。
遠距離介護で懸念されるのは「お金」と「時間」です。
時間に関してはどこでもドアが無い限りどうにもできない問題にはなりますが、お金に関しては介護割引を利用することで抑えることができるかもしれません。
介護割引制度とは?
介護割引制度は航空会社で実施している割引制度で、利用状況や期間などの条件はありますが、概ね2~4割ほど航空運賃を割り引きすることができるサービスです。
各運航会社が提示している条件を満たすことで割引サービスを利用することができますが、介護する人とされる人の居住地の最寄り空港を結ぶ一路のみしか適用されません。
またピーク時では利用できない場合もありますので、詳細は各航空会社のHPで確認して下さい。
ANA(全日空)の介護割引
対象者
介護する人
利用条件
満12歳以上で要介護または要支援認定された方の「二親等以内の親族の方」と「配偶者の兄弟姉妹の配偶者」ならびに「子の配偶者の父母」
利用方法
「介護割引情報登録」を行う
公式サイト先
JAL(全日空)
対象者
介護する人
利用条件
要介護・要支援被認定者(介護を必要とされる方)の「二親等以内の親族の方」と「配偶者の兄弟姉妹の配偶者」ならびに「子の配偶者の父母」
利用方法
「介護規制割引お客様情報登録」を行う
公式サイト先
SNA(スカイネットアジア航空)
対象者
介護する人とされる人
利用条件
「介護割引パスの申請」を行う
利用方法
公式サイト先
SFJ(スターフライヤー)
対象者
介護する人とされる人
利用条件
介護する人とされる人
利用方法
「介護割引パスの申請」を行う
公式サイト先
電車やバスでは介護割引は無いの?
介護割引制度を実施しているので航空会社のみになるので、他の公共交通機関では実施されていません。
格安チケットなどを購入して対応して下さい。