家族の介護問題は、年々、身近になっています。

介護というのは徐々に起こる場合もあれば、突然、介護が必要になるケースもあります。

高齢により徐々に介護が必要となればご家族も考える時間がありますが、怪我が原因となる介護、他の病気による手術後に必要となる介護、認知症による介護など突然、家族に介護問題が入ってくるケースも多々あります。

私のケース。安心した途端に介護

手術が必要

ある日、祖母が首に小さな腫瘍があるからと手術が必要と医師から宣告されたのです。

祖母は1人暮らしだったので、近所に住む私を含め親族が世話をすることにしたのです。幸い、医師からの説明では腫瘍は小さくて手術も簡単なものだと聞いていたのです。

実際の手術も問題なく終わり、数週間の入院だけで退院できたのです。退院後は普通の生活を過ごせてましたし、何の問題もないだろうと安心していたのです。

しかし、半年すると、また同じ首の箇所に腫瘍が出来ているから手術が必要だと医師から宣告されます。今回は、場所が少しだけ違い後遺症が残るかもしれないと説明を受けていたのです。

手術して退院後にその後遺症が少しづつ出てきます。言語障害です。普通に話せてるようで記憶などが少し曖昧です。数か月、半年と経つと自分で歩くのも不安定になってきたのです。

ここから介護が始まります。まさか、手術が影響して介護になるとは私も想像してなかったのです。それまで祖母はこれまでとても元気で病気も全くしてこなかったですから余計にそう感じていたのです。

困っている女性

手術に限らず、ちょっとした転倒で骨折したことによってそれが原因で介護生活になることもあります。

まずは、親族で空いた時間の人間が世話してみる

在宅介護限界

祖母は1人暮らしですから、何かあれば近所に住む私や親族が世話をすれば良いと考えていたのです。

そこで私は仕事が休みの日には家へ向かい、話相手をするなり、家事などの世話していたのです。祖母を1人にすることはすでに危険でしかたら、両親のどちらかが常に一緒にいる状況にはしていました。

両親も持病持ちで人の介護ができる体調ではなかったので、周りの親族に頼る他なかったのです。本当は実家に住まわせることが出来れば良かったのですが、祖母を迎え入れるためのスペースが我が家にはなかったのです。そいう理由もあり、若い私を筆頭に祖母の面倒を見ていたのです。

世話をする日々の中で、祖母の容態は悪くなるばかりで介護にかかる内容もどんどん増えていきます。寝たきり寸前になり、もう在宅での介護は限界に来てると感じるようになります。

両親の反対を押し切り介護施設へ入居させる

介護施設に入居

両親は祖母を介護施設にいれることに反対したのです。祖母は家族の一員であり、どんなことがあっても親族が見るのが当然だという意見です。

しかし、介護する側の人間が体調不良を起こしかけていたので、このままでは介護される側も介護する側も共倒れになると考え、親には内緒で介護施設をまわって探していたのです。

出来る限り、病気がちな親でも祖母にすぐに会いにいけるようにと近場で探していたのですが、なかなか予算を考えるとそう簡単には行かなかったのです。

最終的には自宅から車で1時間の介護施設にお任せすることにしたのです。親にはなんとか説得してもらう他ないです。私の健康状態も限界でしたから、もし私が倒れたら、私の仕事も失うことになり、両親にも影響がでます。

祖母のことを考えると苦渋の決断ですが、何より介護する側の体調面を優先して私は祖母を介護施設に移すことにしたのです。

核家族化になり、今後、ますます家族だけで介護することは難しくなります。なんとかうまく介護サービスを利用して負担を減らすことを優先するのが現実的です。共倒れしてはどうしようもないです。

金銭的な問題もあり、誰しもそう簡単に介護施設へ移せない問題があるのも事実です。そこはこれからの国の政策に期待するのみです。