有料老人ホームは高そうなイメージがありませんか?実は有料老人ホームにはいろいろな値段設定の施設があり、自分の希望の金額に近い施設を探すことができます。

もちろん、金額だけではなくいろいろなことを考慮して選ぶ必要はありますが、毎月必要な費用について無視することはできません。

とはいえ、毎月高額な費用がかかるため、慎重に選んでください。施設によって考え方なども違いますので、入居を決める前にいろいろと気になる点について質問をしてクリアにしておく必要があります。

また入居当初の介護度と、数年後の介護度では違いが出てくることもあります。

最初はご自身でトイレに行かれていたけれど、おむつが必要になったと言う場合、おむつ代、おむつの中に引くパット代、おしり拭き代などかかった費用の請求が増える可能性があります。また、おむつ交換をヘルパーが行いますので介護の費用の請求も増える可能性があります。

介護用おむつは高く、一枚が200円ほどし、パットも一枚50円~100円ほどするため1ヶ月まとめて請求が来ると結構まとまった金額になります。

では、実際にどのような費用が発生するのかについて例を挙げながら見ていきましょう。

有料老人ホームにかかる費用

入居当時

入居するにあたって必要な費用は次の通りです

引っ越し費用(施設にではなく引っ越し業者)

持っていく物の量にもよりますが、施設によっては持っていきたい物をすべて持っていくことも出来ます。ただ、部屋の大きさには限りがあるため、元々持っていたものを減らす必要は出てきます。

だくさん持って行こうと思うと金額がかかりますし、逆に必要最低限の物だけ持っていく場合にはそれほどお金がかかりません。

仏壇を持ってこられている方もおられ、その場合引っ越す前、引っ越し後にお寺さんの拝んでいただくようでしたらその費用も掛かってきます。

入居金

入居金については必要なところと不要なところ、また少なくていいところなど差が大きくあります。

施設によっては敷金のところもあり、敷金は補修など必要な場合は引かれますが、退去時に帰ってくるお金です。高級なところですと最初に入居するために数千万が必要なところなどもあります。

  • 安いところ0円
  • 高いところ数千万

毎月かかるお金

賃料

家賃です。入居されるお部屋にトイレ、お風呂等が付いているか、それとも共同かでも賃料は変わってきます。

私が調べた中で一番安い施設の賃料は40.000円、一番高い賃料は550.000円でした。

金額を見ても分かるように、有料老人ホームの費用に関してはとても開きがあるため、上を見るときりがありません。しっかりと払っていける金額について考えましょう。

食費

食事は家族と外出する場合や、デイサービスで食べる場合などは前もってわかっている場合取られないところもあります。

1ヶ月当たりではなく、1食当たりの金額を実際に必要だった回数分掛けて出した金額になります。

食事に関しては1日当たり1.000円~1.500円ほどのところが多いです。

管理費

賃料とは別に管理費が必要な場合もあります。

水道光熱費

管理料の中に入っているところと、管理料以外に請求があるところがあります。

介護保険負担分

介護保険を使って介護士からサービスを受けるため、介護負担分の請求があります。

【一割負担の場合】

  • 要支援1・約7.000円
  • 要介護5・約30.000円

【二割負担の場合】

  • 要支援1・約14.000円
  • 要介護5・約60.000円

結論

すべての項目を踏まえ、極端に高いところと安いところは除いて平均的な金額は

入居時に必要なお金

  • 数十万円~数百万円

毎月必要なお金

  • 賃金12万~20万
  • 管理費5.000円~50.000円
  • 食費30.000円~50.000円
  • おむつ代、パット代、おしりふき代など(その人の状態により異なる)
  • 水道光熱費数千円~20.000円(個人別に負担のところもあり)
  • 介護保険負担分 7.000円~60.000円

合計しますと幅はあるものの入居時に0円~100万円

毎月必要なお金は20万円~25万円くらいの費用のところが多くあります。

まとめ

有料老人ホームに入ったからと言って、必ずそこで最後まで見てもらえるとは限りません。

例えば胃ろうになった場合、一日中点滴が必要にあった場合、対応している老人ホームかなど確認も忘れずにしておきましょう。

有料老人ホームが検索できるサイトなどで調べると胃ろうに対応しているかどうか、看護師が24時間体制で施設に居るかなど簡単に調べることができますよ。

看護師が24時間施設に居る場合は24時間点滴が必要な人を受け入れることが可能ですが、日中のみの場合は受け入れることができません。夜中に点滴の交換ができないためです。

私が以前勤めていた有料老人ホームでも、入院された方が退院時に現在の有料老人ホームへ戻るか、同じ系列の24時間看護師が居る有料老人ホームへ移るかと言う選択に迫られたことがありました。

その方はご本人様のご希望で住み慣れたホーム、顔見知りの介護士たちの居るところで暮らしたいと元の有料老人ホームに戻って来られ、延命のための点滴はしないと言う選択をなさいました。

この時、もし点滴をすると言う選択をした場合、元の施設には戻って来れなくなります。

胃ろうについても、施設が胃ろうに対応していない場合、入居後胃ろうになった場合は他の施設へ移転が必要になります。