
デイサービスと聞いても利用した人でなければ分からないこともいろいろとあります。
デイサービスによっても一日の流れに違いがいろいろとありますが、大まかな一日の流れについてご説明します。
目次
デイによって一日利用と半日利用がある
特にデイケアでは、お昼ご飯や入浴などが無く、リハビリをメインにしているところもあり、午前中のみ、午後のみの利用のところもあります。
ですが、多くのデイサービスでは朝から夕方までのところが多いです。今回は一日を利用する場合を想定してスケジュールを記載します。
一日利用の場合の流れ
自宅へお迎え
デイサービスから送迎車で自宅へお迎えに来ます。送迎車には1人ではなく数件の利用者宅を回り一緒にデイサービスへ行くことが多いです。
お迎えにはデイサービスのスタッフが来る場合と、送迎専門の運転手が来る場合、運転手が送迎をしスタッフも一緒に車に乗って来る場合などデイサービスによって違いがあります。
デイサービスに到着、健康チェック
デイへ着くとお茶を飲んで休憩をし、血圧を測ったり健康チェックをします。
午前の活動(入浴、リハビリ、レクリエーションなど)
入浴のある人は順番に入浴をし、リハビリやレクリエーションなどデイサービスで用意されているプログラムをします。
昼食
皆そろって昼食を食べます。大きなデイサービスではデイサービス内に調理設備があるところもありますし、お弁当が届くところなど施設によって違います。
午後の活動(入浴、リハビリ、レクリエーション、おやつなど)
入浴希望者が多い場合、午前と午後に分かれて入浴を行うこともあります。
人数の多い例サービスでは一度に多くのレクリエーションやアクティビティを用意しておいてご本人にやりたいことを選んでもらい参加できるところなどもあります。
その後みんなでおやつを食べ、送迎を待ちます
ご自宅へ送迎
帰りも同じ方向の利用者さん数人を一緒に送っていきます。
どんなレクリエーションやアクティビティがあるの
デイによって特色の出るレクリエーションやアクティビティ、いったいどのようなことをするのでしょうか?
楽しんでもらえるようことはもちろんですが、手先を使ったり、考えたり、体を使ったりできるよういろいろな工夫がされています。
カラオケ
人気のあるアクティビティの一つがカラオケです。個室ではなく大きな部屋で大きなスクリーンを利用してカラオケをしているところもあり、カラオケが好きな利用者さんたちが集まって歌を披露しあいます。
カラオケは、声を出す練習にもなり一人暮らしの場合など普段話す機会が少ない方などにもとてもいい発声練習になります。
カラオケは歌いたい人だけで大丈夫なので、人前で歌いたくないと言う人は無理に歌う必要はありません。
折り紙
介護士やボランティアなどが講師を務め一緒にいろいろな物を作ります。折り紙は手先の訓練だけにとどまらず、頭も使って作るので脳の活性化にもつながります。
手芸
編み物や縫物などをするところもあります。そのほか、ちりめん細工や和紙のちぎり絵などいろいろと用意されています。
折り紙同様、手先を使う他、しっかり見て考えてする必要があり脳の活性化にも役立ちます。
体操
体を使うアクティビティとしては体操や軽いスポーツをするところもあります。無理のない程度で参加できるよう工夫がされており、介護士が前でお手本を見せながら一緒にします。
カフェ
デイサービスによってはカフェがあるところもあり、おやつの時間以外にコーヒーを飲むことなどもできます。また、自由に飲めるお水、お茶、コーヒーなどの機械が置いてあるデイもあります。
習字教室
月に数回習字の先生がデイサービスに出向き教室を開きます。
料理教室
月に数回、パンやおやつなどを作るデイサービスもあります。
まとめ
デイサービスにはそれぞれ特色があるため、何を基準に選ぶかを決めて選ぶと選びやすくなります。また、実際に行きたいデイが決まったらまずは体験に行き実際の雰囲気を確かめてから決めるといいですよ。