これまでご自宅で暮らされていた人が介護施設へ行かれる場合、プライバシーの問題が気になるかもしれません。

介護施設内でプライバシーが気になる場面としては居室内に人が入って来ないか、トイレやお風呂が共同の場合のプライバシーなどです。

情報についてのプライバシーの問題もありますが、今回は情報以外のプライバシーに絞らせていただきます。

施設といってもいろいろ

施設と言ってもいろいろと違いがあります。

まず、1人部屋なのか、それとも相部屋なのか、居室内にトイレなどついているのか、共同なのかなどです。

居室に鍵が付いている場合も多いですが、普段ヘルパーなどが出入りできるよう鍵はかけていないことも多いです。

例えばサービス付き高齢者住宅の中にはワンルームマンションのような作りのところもあり、普通にマンションに住んでいるような感じで生活できます。

しっかりとした扉もあり、居室内にはトイレやお風呂、キッチンなど一通りついていることもあります。

グループホームも個々の居室があり、みんなで集まるリビング、トイレ、お風呂、キッチンなど共有スペースがあります。

1つの部屋で数人が暮らす場合のイメージは病院の病室のような感じです。特別養護老人ホームや老人健康福祉施設では相部屋のあるところも多いです。

個室か相部屋かを選べる施設もあります。

食事の時間にはリビングへ集まり食べるところもありますが、普段の生活は居室内で過ごし、ヘルパーがやってきていろいろな身の回りのお世話をします。

個室の場合は持っていける物も多いですが、相部屋の場合は生活に必要な最低限の物しか持っていけないところも多いです。

また、個室の場合でも施設の考え方によって持っていける物に制限のあるところもありますので、入居時に確認をしましょう。

居室にはだれか入って来るの?

介護施設にもいろいろな施設がありますが、どの施設にもヘルパーが居ます。そのため、ヘルパーは用事があれば居室にも入ります。

そのほか、夜間の見回りの時なども横転などがあってはいけないので居室を確認します。他にも家事支援がある場合、居室の清掃や洗濯をしに来ます。

施設に入居されている他の入居者さんが部屋に入ることはないのでしょうか。ずっと施設に居ると気の合う人も増えてきます。

どちらかの部屋でゆっくりお話しでもしましょうと言うこともあるかもしれません。

ですが、施設によって他の入居者さんの部屋に入っておしゃべりをしてもいいと言うところもありますし、仲のいい人同士でも部屋で話すのは禁止でリビングなどで話してほしいと言うところもあるようです。

これは、施設によって考え方が違うようです。

施設では鍵をしていない場合もありますが、他の人の部屋へ勝手に入ると言う入居者さんはめったにいません。

ただ、どの扉も同じような扉なので認知症の方が他の部屋へ入ってしまうと言うケースはあるようです。

居室内にトイレやお風呂が無いケースも

施設によってはトイレやお風呂は共同のところもあります。トイレはもちろん鍵がかかります。

ヘルパーの介助が必要な場合はヘルパーも一緒にトイレへ入り、ヘルパーがカギをかけます。介助するヘルパーは一緒に居ますが、他の入居者さんからは見えません。

お風呂はリビングなど人が集まる場所に近いことも多いです。

入浴はヘルパーと一緒のことが多いですが、ヘルパーは着替えやバスタオルなど入浴に必要な物をすべて持ってきてから入浴を行いますので、入浴中にドアを開けたりと言うことはありません。

脱衣室には鍵をして外から開けられないようにしますので人が勝手に入ってくるということはありません。