自宅で介護されている場合、利用者さんとヘルパーとの関係以上にご家族の介護は大変かもしれません。

ヘルパーは決まった時間のみ、仕事として介護をしますがご家族はその他の時間すべてを受け持っておられます。これまで元気なころのご様子も知っておられますし、老いていくご様子を見ていて辛いと感じることもあるかもしれません。

ヘルパーが仕事として介護をする場合とご家族とで一番の違いは感情が入るかと言うことかもしれません。仕事での介護と、家族が介護することは全く別のものと考えておいた方がいいかもしれません。

同居しての介護

同居している親の介護が必要になった場合、すべてを自分で抱えないことが大切です。責任感が強い人ほど「自分がちゃんとしないと」と抱え込みやすいですが、今はいろいろなサービスが受けれる時代ですので、ヘルパーに来てもらう、デイサービスに行く、ショートステイを利用するなど工夫が必要です。

認知症のご家族が居る場合、介護に正解はありませんが「これはしてはダメ!」と家族なので遠慮なく言ってしまうこともあるかもしれませんが、本当に危ないこと以外は自由にさせてあげるのも1つです。

出来ていないことがあってもこんなもんだと割り切ってしまわないといけないこともあります。あまりにあれもこれも抑制しようとすることがご本人の不穏につながることもあります。

デイサービスへ行く

デイサービスにはいろいろな種類があり、合ったデイサービスを選ぶことが大切です。

一緒に見学に行き、通われるご本人のことをきちっと理解してもらえるデイサービスを選ぶことが大切です。例えば認知症だからと言って必ず認知症専門のデイサービスが合うとは限りません。

色々な人が通っているデイサービスの方がご本人にとって楽しいようであればそちらのデイサービスを選ぶのも手です。

ショートステイの利用

在宅で介護している場合でも、仕事で出張があって家を空けないといけない場合や介護家族の体調不良などいろいろな理由で自宅で介護ができないことがあります。

その場合、ショートステイを利用することができます。これまで関わったことが無い有料老人ホームなどでも空きがあれば受け入れてもらえることもありますので、困ったときには問い合わせてみましょう。

これから先、施設への入居も考えている場合は入居しようか迷っているところへショートステイへ行くのも手です。実際に行ってみることで見学だけでは分からないことがいろいろとわかります。

ここに入居したいと決めている施設がある場合はショートステイはそこに行くのもいいでしょう。そうすることで施設にも顔見知りができ、場所にも慣れれるので入居した時がスムーズにいくかもしれません。

訪問ヘルパーの利用

同居していても訪問ヘルパーを利用することが可能です。家族のことができなくて、ご本人のことに限られてはいますが、ご本人のことでしたら掃除や調理、入浴介助など頼めることはいろいろとあります。

仕事に出かけるので平日の昼ごはんを作りに来てほしいなど頼むことも出来ますのでまずはケアマネージョーに相談をしましょう。

親が近くで一人暮らしをしている場合

一緒には住んでいないが、近くに住んでいる場合もあります。親が元々遠くに住んでいたけど先のことを考えて近くに引っ越してきてもらうこともあるようです。

一緒に暮らしていない場合、様子を見に行ったり、料理をしに行ったり、夜一人にするのが不安な時は泊まり込むこともあるようです。

新聞などの勧誘の人が来たときに親がドアを開けてしまったことを会話の中から知ってびっくりされることなど、ずっと一緒に居ない分心配が多いようです。

もし何かあったらと言う気持ちから強く言ってしまうこともあるようで、気が休まらないかもしれません。

施設に入居している場合

施設にご家族が入居されている場合、できるだけ会いに行ってあげてください。

ご家族に会えることでホッとされますし、施設に入ってすぐはヘルパーも家族の方から入居者さんの情報をいただけるほうがスムーズにケアができます。

有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅などでは一緒に外食へ行くなども自由にできるはずですので可能であれば一緒外へ連れて行って、外の空気を吸わせてあげていただければと思います。