要介護認定の申請は、基本的に被保険者本人やその家族が行いますが、身体の都合で出向くことができなかったり申請の仕方が分からない場合は、ケアマネージャーに代行してもらうことが可能です。

ケアマネって?

ケアマネージャーとは、介護が必要になった高齢者などの介護計画(ケアプラン)を作成したりサポート全般を行う仕事です。

ちなみに正式名称は『介護支援専門員』です。

ケアマネージャーになるには、介護施設などで5年以上介護の実務経験を積んで、試験に合格して更に実務研修を受講しなければいけないので、誰でもケアマネになれるわけではありません。

解説する老人男性

ケアマネと名乗っている人は、実務経験も豊富で頼りになります。

ケアマネってどうやって探すの?

多くのケアマネージャーが在籍しているのは「居宅介護支援事業所」になるので、地域包括支援センターに行って居宅介護支援事業所のリストを入手して、そこに掲載している事業者からケアマネを探すことが一般的になります。

ただ、それはあくまで要介護の認定をもらってケアプランを作成する時の探し方になるので、まだ申請前の段階であれば、地域包括支援センターに在籍しているケアマネに頼んだ方が手っ取り早いです。

ちなみに、地域包括支援センターでケアマネとして働くには、ケアマネの上位資格である「主任介護支援専門員」の資格を持っていなくてはいけないので、一般的に居宅介護支援事業所で働くケアマネに比べて経験が豊富です。

解説する女性

地域包括支援センターのケアマネは、申請代行はお願いすることはできますが、基本的に要支援者しか担当することができませんので、要介護に認定されたらまた新たにケアマネを探す必要があるので注意して下さい。

地域包括支援センターってどこにあるの?

地域包括支援センターは、各市区町村に1つ(もしくはそれ以上)設置されています。

場所は役所の介護保険課で聞けば教えてくれるし、インターネットを利用できるのであれば、検索エンジンで「○○市 地域包括支援センター」と検索をかければ、場所と連絡先を入手することができます。

費用はかからないの?

介護申請の代行は、介護保険法(第27条1項)で規定されている事業者(地域包括支援センターや居宅介護支援事業者や介護施設)であれば、代行費用を徴収することが可能ですが、どこの事業者も無料で代行してもらえます。

社会保険労務士に依頼することも可能ですが、その場合は申請代行料がかかりますので、あまりお勧めできません。

申請自体は個人でも簡単に出来るので、わざわざお金を出して代行してもらう必要は全くありません。

代行を依頼する場合の注意点は?

  • 申請代行とケアプランの作成で違うケアマネになることもある
  • 主治医が必要になる

申請代行とケアプランの作成で違うケアマネになることもある

地域包括支援センターでは、要支援のケアプランしか作成してもらえないので、要介護のケアプランを作成してもらうことはできません。

地域包括支援センターに申請代行を依頼して、もし要介護の認定を受けた場合は、依頼したケアマネにケアプランの担当者になってもらうことはできないので、また新たにケアマネを探す必要があります。

地域包括支援センターの職員から居宅介護支援事業所に登録している事業所のケアマネを紹介してもらえますが、また一から信頼関係を築いていく必要があるので、頻繁にケアマネを変更するのはあまりお勧めできません。

ですので、もう既に重度の要介護者で、要介護の認定がもらえることが前提でケアマネを探す場合は、地域包括支援センターでケアマネを探すよりも居宅介護支援事業所を通じてケアマネを探した方が、その後のケアプランも同じケアマネに頼むことができるのでスムーズです。

主治医が必要になる

自分で申請するときも同じですが、介護申請する際は主治医の意見書が必要になるので、申請代行を依頼する前に意見書を書いてくれる担当の主治医が必要になります。

主治医の意見書は、要介護を決定するかなり大きなポイントになるので、信頼できる主治医を事前に探しておきましょう。